独立のそろばんフリーランスのお金を、数字で決める令和8年分の税制・令和8年度の保険料率で計算
令和8年分・単身の個人事業主

フリーランス・個人事業主の年収(利益)450万円の手取りは?

このページの「年収」は売上ではなく、経費を引いた後の利益です。売上が同じでも経費・年齢・申告方法によって手取りは変わります。

利益450万円の手取りの目安

3,374,360円
月あたり
281,197円
利益に対する手取り率
75.0%
同じ手取りの会社員年収
約426万円

概算であり、正確な税額を保証しません。東京23区・独身・扶養なし・40歳未満・青色申告65万円控除・個人事業税あり・追加控除なし。保険料は令和8年度率を12か月使い、軽減・減免などは省略しています。

この金額で条件を変えて計算する →

利益450万円で押さえたいポイント

控除を引いた課税所得は2,166,000円で、所得税の税率は10%の区分です。これは利益全体にこの税率をかける意味ではなく、低い税率の区分から段階的に計算します。

課税所得の税率区分が切り替わる195万円の近くです。控除や保険料が変わると税率区分をまたぐことがあります。

基本条件では国保の各区分はまだ上限に達していません。所得が増えると保険料も増えるため、所得税だけで手取りを考えないことが大切です。

ほぼ同じです(差は年19万円)。手続きの手間や税理士費用、将来の年金、資金の使い方も考えて判断してください。

税金・保険料と手取りの内訳

税金・保険料・手取りの年額
項目年額
所得税121,600円
住民税280,100円
国民健康保険428,900円
国民年金215,040円
個人事業税80,000円
手取り3,374,360円

この利益で手取りが決まるしくみ

売上取引先から受け取ったお金の合計4,500,000円
経費を引く仕事のために使ったお金0円
青色申告特別控除を引く帳簿をつけて申告すると使える控除−650,000円
= 所得国保の保険料はこの金額から計算します3,850,000円
国保・年金を引く(社会保険料控除)払った保険料は全額差し引けます−643,940円
基礎控除などを引く令和8年分の所得税の基礎控除を使用しています−1,040,000円
= 課税所得所得税はこの金額に税率(10%帯)をかけます2,166,000円
税金と保険料を払った残り = 手取り所得税・住民税・国保・年金・事業税をすべて払った後3,374,360円

この利益の支払いカレンダー

同程度の所得が続く場合の概算です。国保は6月〜翌3月、住民税は6・8・10・翌1月の分納として計算しています。

1月
130,835円
  • 国民年金 1.8万円
  • 国保 4.3万円
  • 住民税 7万円
2月
60,810円
  • 国民年金 1.8万円
  • 国保 4.3万円
3月いちばん多い月
182,410円
  • 国民年金 1.8万円
  • 国保 4.3万円
  • 所得税(確定申告) 12.2万円
4月
17,920円
  • 国民年金 1.8万円
5月
17,920円
  • 国民年金 1.8万円
6月
130,835円
  • 国民年金 1.8万円
  • 国保 4.3万円
  • 住民税 7万円
7月
60,810円
  • 国民年金 1.8万円
  • 国保 4.3万円
8月
170,835円
  • 国民年金 1.8万円
  • 国保 4.3万円
  • 住民税 7万円
  • 個人事業税 4万円
9月
60,810円
  • 国民年金 1.8万円
  • 国保 4.3万円
10月
130,835円
  • 国民年金 1.8万円
  • 国保 4.3万円
  • 住民税 7万円
11月
100,810円
  • 国民年金 1.8万円
  • 国保 4.3万円
  • 個人事業税 4万円
12月
60,810円
  • 国民年金 1.8万円
  • 国保 4.3万円

予定納税は簡略化した判定です。独立1年目の実請求、保険料の年度切替や消費税は含みません。実際の通知書で納期と金額を確認してください。

申告方法・年齢などを変えた場合

利益450万円で条件を1つずつ変更
条件年間の手取り基本条件との差
白色申告3,188,260円-186,100円
青色申告10万円控除3,217,060円-157,300円
青色申告65万円控除(基本条件)3,374,360円0円
40〜64歳(介護保険あり)3,293,960円-80,400円
個人事業税の対象外3,454,360円80,000円

「40〜64歳」「事業税対象外」は青色65万円控除を維持し、それぞれの条件だけを変えています。

小規模企業共済・iDeCoを利用した場合

所得から掛金を差し引く「所得控除」による差額です。月7万円の小規模企業共済、月6.8万円のiDeCoを12か月続ける上限シナリオで比べます。

掛金を上限シナリオまで積み立てた場合
制度年間掛金税負担が減る額掛金支払い後の現金
小規模企業共済840,000円138,000円2,672,360円
iDeCo816,000円134,300円2,692,660円
両方を利用1,656,000円261,200円1,979,560円

税負担が減る分を、使える現金の増加と混同しないでください。掛金は将来の資産になります。iDeCoは原則60歳まで引き出せず、国民年金基金との合算上限・年度途中の制度変更などは別途確認が必要です。この表の掛金は試算上の仮定です。

法人化した場合との比較

ほぼ同じです(差は年19万円)手続きの手間や税理士費用、将来の年金、資金の使い方も考えて判断してください。
個人事業主の手取り
3,374,360円
法人化後の最終手取り
3,184,688円
探索した役員報酬
0円

法人は税理士費用を年間30万円とし、会社に残ったお金も配当で受け取る税金を差し引いています。会社の資産が、そのまま個人の生活費になるわけではありません。

法人化シミュレーターで条件を変える →

よくある質問

利益450万円の手取りは年間・月額でいくらですか?

基本条件では年間3,374,360円、月あたり281,197円です。青色申告65万円控除・東京23区・40歳未満・扶養なし・個人事業税ありの概算です。

ここでいう年収は売上ですか、利益ですか?

このページの450万円は、売上から仕事の経費を差し引いた利益です。経費のある方は、売上と経費を手取りツールに入力してください。

同じ手取りになる会社員の年収はいくらですか?

この条件では額面年収約426万円が目安です。会社員の保障や有給休暇、将来の年金まで同じになる意味ではありません。

利益450万円で法人化したほうが得ですか?

ほぼ同じです(差は年19万円)。手続きの手間や税理士費用、将来の年金、資金の使い方も考えて判断してください。 会社の残金を配当で個人が受け取った場合の概算で、個人事業主との単純な税率比較ではありません。

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計算の前提と出典

国保は成人1人の医療・後期支援・介護・子ども支援の区分ごとに上限を適用します。会社員側の社会保険等級、住民税の調整控除、法人の配当課税は簡略化した概算です。消費税は手取りから差し引いていません。

最終更新日: